♈
牡羊座
終点にたどり着くために、月明かりの小道を駆け抜けようとしがちです。今日は歩いてください。「兎児爺の夜」は意図的に薄明かりを保っており、走ることは何が変容したのかを見落とす原因になります。
♉
牡牛座
見慣れた壁は不変だと確信しているかもしれませんが、今夜は違います。ひと晩だけ不確かさを受け入れてみてください。このカードは日常の中に潜む奇妙な気配を象徴しており、あなたの日常もまさにそれを宿しています。
♊
双子座
朝までにこの異様さを説明しようとしてしまうでしょう。今日は説明しないでください。その小道は理性が拒む場所へと続いており、説明すること自体がその拒絶なのです。
♋
蟹座
これはあなたのカードであり、あなた自身の夜です。今日、底流は強く、それはあなた自身のものです。小道がどこへ向かうかを決めずに、その道をたどってください。兎児爺が知っています。
♌
獅子座
真夜中の胡同には観客などいません。今日は人目を離れ、ひとりで歩いてみてください。水面下で起きていることは誰かに見せるためのものではなく、あなたも演じる必要はありません。
♍
乙女座
路地のどこかに欠陥があるのではないかと探してしまいます。欠陥はありません。いつもと同じ路地が、ただ異様に見えているだけです。今日は、何が変わったのかを診断せずに気づいてください。それは別の行為です。
♎
天秤座
決断する前に、薄明かりが昼の光になるのを待とうとしがちです。今日、そうはなりません。薄明かりの中を歩き、決断を明日ではなく今夜のものにしてください。
♏
蠍座
普段から水面下に生きているあなたにとって、このカードはいつもの天候のようなものです。今日付け加えられているのは日常性です。同じ窓、同じ壁。奇妙なものではなく、奇妙に変貌した見慣れたものに気づいてください。
♐
射手座
もっと明るい場所を求めて胡同を出て行こうとしがちです。今日はそこに留まってください。道は確かな場所へと通じており、それは灰色の壁の間にこそあるのであって、他のどこかにあるのではありません。
♑
山羊座
昼間の地図はあなたの道具ですが、今日それは通用しなくなります。真夜中にそれを描き直そうとしないでください。月明かりを頼りに小道を歩き、壁が以前と同じ場所にあることを信じて進みましょう。
♒
水瓶座
不可思議な事態を理論立てて解釈しようとしがちです。今日は肌で感じてください。「兎児爺の夜」は見慣れたものが異様に見える夜であり、理論は日常が自らを再び主張しようとしているにすぎません。
♓
魚座
薄明かりの中に心地よさを感じ、一晩中そこにとどまることもできるでしょう。今日は路地の突き当たりまで歩いてください。その道はどこかへ続いており、「兎児爺」はあなたが到着するのを待っています。