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八卦のひとつ

雷

震 · Zhèn

二本の陰爻の下から一本の陽爻が押し入ってくる卦です。震は雷であり、それまで静かであったものが不意に静かでなくなる、その瞬間を指します。

衝撃 始動 動き 目覚め
爻(下から上へ)
陽 · 陰 · 陰
象
雷
徳性
奮動、始発
家族の位置
長男
五行
木
方位
東 (後天図)
時令
春
動物
龍
身体
足

この卦の意味

震は一本の強い爻を二本の開いた爻の下に置きます。かたちがそのまま意味であり、予期していなかった状況へ下から到来するエネルギーです。春の雷が古典的な像で、種と冬眠する獣とを同時に目覚めさせる音を指します。

この卦は活力と同じだけ恐れも帯びており、古典はそれを取り繕いません。震を重ねた第五十一卦は、雷が来て皆が驚き飛び上がるところから始まり、そのうえで、祭祀を行っていた者は柄杓を取り落とさなかったと付け加えます。衝撃は本物であり、試されるのは、それがあなたを今していたことから引き剥がすかどうかです。だからこそ震は破壊の卦ではなく始まりの卦です。地面を驚かせることで、地面を空けるのです。

長男として、震は乾の始動する力の最初の相続分を保ちますが、それは一定の牽引ではなく一気の噴出として渡されます。五行では木、方位は東、時令は春、身体では足、すなわち最初に動く部位です。

占断において

震は出来事の到来を告げます。たいていはあなたが予定していなかった出来事です。知らせ、衝撃、中断、追うのをやめていた何かの突然の再来。その助言はほとんど常に同じで、騒ぎは人々が思うより早く過ぎ、大事なのは、それが来たときあなたが手に何を持っていたかです。

判決ではなく号砲として受け取ってください。雷は嵐を告げますが、雷そのものが天候なのではありません。

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