易経: 10月6日(火)

六十四卦のうちの一卦

これは過去のアーカイブ予報であり、公開当時のまま保存されています。

水山蹇

第39卦の「水山蹇」は山上に水が留まる形、登る険難とその先に待つ危険を表します。六爻中五爻が言葉を変えて同じ真理を告げます。進めば行き詰まり、引き返せば得るものがあります。前進の道はなく、障壁を力で押しても開きません。引き返して自らの徳と力量を修め、険しい北東ではなく平坦で仲間のいる西南へ向かってください。六二を胸に刻みましょう。王の臣下が重なる困難に遭うのは、自らの過ちによるものではありません。

星座別の運勢

同じリーディングを、黄道十二星座のそれぞれを通して読み解きます。

牡羊座

目の前の険難を、乗り越えるべき挑戦だと受け止めがちです。しかし六爻中五爻までもが、進めば行き詰まり、引き返せば実りを得ると説いています。突撃の力は、それを受け止めてくれる平坦な大地のために取っておいてください。

牡牛座

険難の前に腰を下ろし、事態が過ぎ去るのを辛抱強く待とうとするでしょう。しかし「水山蹇」が求めているのはその場での我慢ではなく、引き返すことです。退くことで実りを得られる爻はあっても、その場に留まり続けて道が開ける爻はありません。

双子座

誰かを見つけて、話し合いで障壁を開こうとするでしょう。卦辞に「大人を見るに利ろし」とあるため、助言を求めること自体は正解です。しかし象辞は自己の内省を何よりも優先しており、そこには会話の入り込む余地はありません。

蟹座

行く手を阻まれると、自分が否定されたように感じてしまうでしょう。まさにそのために六二があります。「王臣蹇蹇たり、わが身の過ちに非ず」。険難が続くのはあなたの責任ではありません。大地が平坦で仲間がいる西南へ向かってください。

獅子座

人前で引き返すことは、プライドが許さないかもしれません。しかし象辞は「身を反みて徳を修む」と説き、誰も見ていないところで自らの人格を磨くことを求めています。険難が居座る間、成し得る唯一の道はそれだけです。

乙女座

障壁の構造を隅々まで緻密に分析しようとするでしょう。分析がどれほど正確でも、険難そのものは動きません。この卦が示す唯一の手立ては、引き返して自らの足元を固め直すことです。登り口の麓で立ち止まっていては何も変わりません。

天秤座

第三の妥協ルートを探そうとするでしょう。しかし、ここにある道は二つだけであり、報われるのは平坦で歩きやすい西南の道だけです。もう一方は、あなたが今まで立ち往生してきた険しい道にほかなりません。

蠍座

誰がこんな障壁を置いたのか突き止めようとするでしょう。しかし、山上の水に作為的な犯人は存在しません。象辞は外への追及をぐるりと反転させ、自分の行いを省みるよう教えます。手を入れる余地があるのは自らの徳だけです。

射手座

険難な東北の道こそ面白そうに見えるかもしれません。しかし「水山蹇」は平坦な大地と仲間が待つ西南へ向かえと促します。一見退屈に見える平坦な道を選び、その熱意は内面を鍛え直すために注いでください。

山羊座

山があれば登るのが習性だからと、険難に挑もうとするでしょう。しかし水は山頂にあり、登り切ったまさにその場所から本当の危険が始まります。頂上に達して思い知らされる前に、速やかに引き返してください。

水瓶座

別の進路を新たに設計し直そうとするでしょう。しかしこの卦に新たな前進ルートはなく、あるのは引き返すことだけです。手を入れるべきは計画ではなく自分自身の力量です。最も困難な地点で駆けつけてくれる友の手を取ってください。

魚座

障壁を避けられない運命と受け止め、その場で完全に動きを止めてしまいがちです。しかし卦辞は「貞に利ろし」と説き、平坦な地へ向かう能動的な行動を促しています。流されるのではなく、自らの明確な意志を持って引き返してください。

干支別の運勢

同じリーディングを、十二支の動物それぞれを通して読み解きます。

子

障壁の隙間をすり抜けようと探すでしょう。しかし五つの爻が続けざまに、少しずつ言葉を変えながら、隙間などないと告げています。見落としようがないほどにです。裏をかこうとするのではなく、それを答えとして受け止めてください。

丑

全身の体重を預けて力ずくで押し通そうとするでしょう。しかしこの卦に腕力は通用しません。六二が明言するように、重なる困難はあなたの至らなさを責めるものではありません。くるりと反転し、自らの人格を磨くことに専念してください。

寅

障壁に正面衝突すれば、その直後にさらなる危険が待ち構えています。各爻が一貫して説くのは、進めば失い、引き返せば得るものがあるということです。その有り余る剛力は、自らの足場を固めるために使ってください。

卯

身を引くことは得意であり、「水山蹇」もそれを全面的に肯定しています。しかし見落としがちなのは、ただ物陰に隠れてやり過ごすのではなく、引き返して自らの徳を磨くよう求める象辞の教えです。

辰

引き返すことは面目を失うように思え、つい山を登りたくなります。しかし易経は、王の忠臣が幾重にも阻まれる姿を描きつつ、そこに何の恥もないと説きます。平坦な地へ向かい、徳の高い人物に教えを乞うてください。

巳

障壁が自然に風化するのを待とうとするでしょうが、それは望めません。山上の水は勝手には引かないのです。この卦における真の救いは、最も険しい地点で、すでに引き返す決断を下した者のもとへと訪れます。

午

一度突進し、別の登り口を試し、さらに三度目へと疾走しようとするでしょう。しかしどれも同じ行き止まりの方向です。実りをもたらすのは西南です。そちらへゆっくりと歩みを進め、自らの足元を整えてください。

未

行き詰まったのは自分の責任ではないかと自分を責めてしまうでしょう。六二は率直に「臣下の困難はわが身の過ちにあらず」と答えています。今は潔く引き返し、真に自分の領分である内省と力量の向上に励んでください。

申

十一通りの手を、一つごとに巧妙さを増しながら試そうとするでしょう。どれも前へ進むための手です。しかしこの卦に許された有効な一手は、ただ後ろへ引くことだけです。引き返し、その才知を自らの器を広げるために役立ててください。

酉

通り抜ける隙がないかと、障壁の欠陥をあら捜ししようとするでしょう。しかし山上の水に突くべき隙はありません。象辞はその鋭い観察眼を自分の内面へと向けよと説きます。実りをもたらすのはそちらです。

戌

誰かのために障壁の前で持ち場を死守しようとするでしょう。しかしこの卦の助けは、踏み止まる者ではなく、引き返す決断をした者に訪れます。戻ってください。守ろうとしていた相手も、共に連れて帰ればよいのです。

亥

山の麓に腰を落ち着け、居心地よく整えようとするでしょう。しかし安住することは、この卦が求める「引き返す」ことではありません。ここでの帰還とは自らの足元と力量を鍛え直すことであり、座り込んだままでは成し得ません。

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