♈
牡羊座
必死に疾走したあげくに出発点に戻ってしまうという、1ヶ月として最も口惜しい形になりがちです。逆位置のこのカードは、これ以上の速度を求めてはいません。方角を確認するために必要なだけ立ち止まり、それから進んでください。その10分の立ち止まりが、見事にして無意味な数週間の全力疾走を防いでくれます。
♉
牡牛座
自分でやると言ったからという理由で、誰も期待しなくなって久しい後まで引き続けようとしがちです。逆位置の「人力車夫」は、荷車に乗っているのが誰の荷物なのかを問いかけています。その一部は最初からあなたのものではなく、自ら地面に下ろさない限り誰も引き取ってはくれません。
♊
双子座
動くことはあなたにとって容易でも、方向を定めることは容易ではありません。逆位置のこのカードは、何も積み上がらないまま忙殺される1か月を意味します。目的地を1つ選び、他の4つを断ってください。そうすれば同じ労力が、ようやく形あるものへと結実します。
♋
蟹座
誰か他の人の重荷を背負い込み、それを愛と呼んでいます。逆位置のこのカードは、相手がそれを頼んできたことが一度でもあるかを問いかけています。自分が疲弊し、相手の自立も促さないような手助けは手助けではありません。手を引くことは許されており、それは相手を大切に思う気持ちが減ったことを意味しません。
♌
獅子座
努力ばかりが目立ち、前進が見えないというのは、ここでの特有の屈辱です。逆位置の「人力車夫」は、必死に頑張っている姿を演じるのをやめるよう求めています。目に見える苦闘が続く1ヶ月に誰も感銘など受けませんし、それを続けて証明すべきことなど何もないのです。
♍
乙女座
走ることばかりを最適化し、道順そのものを疑ったことがありません。逆位置のこのカードは、見事に走り続けながら同じ場所をぐるぐる回って過ごす1ヶ月について語っています。手順から一歩退き、手法をこれ以上改良する前に行き先を確認してください。
♎
天秤座
誰かを安心させるためにこれを引き受けましたが、避けてきた会話を交わさなければ今やそれを降ろすことができません。逆位置のこのカードのもとでは、その会話こそが今月の仕事のすべてです。早めにその対話を済ませてしまえば、残りの部分は十分に対処できるようになります。
♏
蠍座
疲労を認めようとしないため、それは荷車に乗せている相手への憤りとして表れてしまいます。逆位置の「人力車夫」は、代わりに直接的な表現を求めています。もっと険悪な形で爆発してしまう前に、もう限界だと一度だけはっきりと口にしてください。
♐
射手座
自ら選んだのではない方角へと猛スピードで進んでおり、速度そのものよりもそれこそが本当の罠です。逆位置のこのカードは、立ち止まって自らの道を選ぶよう促しています。今月は遅れを予期し、それを障害ではなく情報として扱ってください。
♑
山羊座
疲労困憊を責任感の証拠として扱いがちです。逆位置のこのカードは、それを資源配分の失敗の証拠とみなします。負担は本物ですが、進んでいる方角には疑問符がつきます。どれほど忍耐強く耐えたとしても、方角の狂いを正すことはできません。
♒
水瓶座
再交渉することは取り決めに真正面から向き合うことを意味するため、自分には見合わないと思う荷車を引くことを続けてしまいがちです。逆位置のこのカードは、向き合うよう求めています。自分が運ぶものと運ばないものをはっきりと口にした瞬間から、この1ヶ月は好転します。
♓
魚座
あまりにも徐々に負荷を引き受けてきたため、同意した記憶すら定かではないかもしれません。逆位置の「人力車夫」は、荷車に実際に何が載っているのかを見つめるよう求めています。このカードが認めるのは意図的な休養だけであり、早めに休むほうが、手遅れになってから休むよりも負担が少なくて済みます。